躍動感
皆さんは、”躍動感のある写真”を選ぶ・撮るとしたらどんな写真ですか?
私は、躍動感=動いている と解釈したんです。
では、動いているものをどう撮ろう、何を撮ろう、と悩んだ私は躍動感についてもう一度考えてみることにしたんです。
その結果、今回はこの写真にしてみました。
これは、ディズニーランドに行った際に下から撮ったシンデレラ城です!
「躍動感=動いている と解釈した」と言ったもののお城、絶対に動きませんよね。
ではなぜ、この構造物に”躍動感”を感じたのか。
それは、迫力と力強さです。
プリンセスのお城ということで繊細な綺麗さと美しさ、どしっと感じる大きさから迫力が感じられませんか?
下からの視点は被写体を大きく、力強く、見せ「そびえ立つ」エネルギーを感じます。それによってどこか動き出しそうにも思えました。
柱や壁の直線的なところは遠近法が強調され「奥行き」や「圧迫感」がこちらに迫ってくるような印象を与え、視覚的な視点を生み出してくれます。
そして、背景に空があることによってシルエットをはっきり、くっきり、写すとともにダイナミックさが加えられ、静寂の中にある「動き」という印象も強めてくれます。
このように、自分自身が遠くに立ち正面から見るのではなく、下に立ち見上げるような見かたをすることで感じられる様々な印象によって、”躍動感”が生まれてみえたのだと思います。
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